勝つチームは、「確率」で作られている

強いチームは「偶然」ではない

団体競技において「強いチーム」とは何か

それは偶然勝つチームではなく、勝つ確率を高め続けられるチームです。

チームが優勝するかどうかには、必ず確率が存在します。

そして、その確率は”見えるもの”です。

学生スポーツは「途中経過」で決まる

特に学生スポーツは、1年毎にチーム編成がガラッと変わります。

だからこそ重要なのは、「今この時点で、どこまで達成出来ているのか」です。

この進捗によって、最終的な結果はある程度見えてきます。

チーム力の前に「個人レベル」

では、その確率をどうやって上げていくのか

答えは単純です。

個人のレベルを上げること。です

個々のレベルが低いまま「全国優勝するためにチーム力を上げよう」といくら話し合っても、無駄な時間が増えるだけです。

現在地を知るための「数値化」

ここで必要となるのが、数値化です。

・キャッチボールの精度

・基本動作の安定性

といったことを、例えば10段階に分けることで、「全国優勝レベルに対して、今どこにいるのか」が明確になり、私は監督業をしていた頃は、常に中学生達の現在地を把握し、夏優勝するには今の時期はこの段階にいないと優勝の確率は6割だななどと数値化していたことで、8年間に2度の全国優勝を達成することが出来ました。

その代わり、1試合の勝敗に一喜一憂することはありません。全て勝つ常勝チームではない子供たちの力を、いかに短期間で個々のレベルを上げるか、それも一切怒らず、笑いいじり合い楽しませつつを信念に全力を注いでいました。

目標だけ高いチームは迷走する

目標だけ高く、現在地が見えていない、低いチームは迷走します。

・何をやればいいのか分からない

・練習の質がバラバラになる

・話し合いが抽象的になる

しかし、現在地が見えているチームは違います。

やるべきことが自然と絞られてきます。

その時に、私の場合はトレーナーや體(からだ)の知識が活き、最短で最善なパフォーマンスへとつながっていきます。

勝つ確率は「距離」で決まる

強いチームとは、気合や雰囲気ではなく、現在地と目標の距離を把握しているチームです。

そしてその距離を、一つずつ埋めていくこと。

それが結果として、「勝つ確率を上げる」ということになります。