ドリル練習の落とし穴。練習は強いのに、試合で勝てないチームの共通点とは

練習は強いのに、試合で勝てない

熱心に練習しているチームが、試合になると勝てない。こういう場面を、私はこれまで何度も見てきました。

原因を探ると、多くの場合に共通していることがあります。それは、ドリル練習に偏りすぎているということです。


ドリル練習そのものが悪いわけではない

誤解のないよう、最初に言っておきます。ドリル練習が悪いわけではありません。基礎を固めるための反復は、どの競技においても必要です。

問題は、そのドリルが実戦に活きているかどうかです。

実戦に活きるドリルを積み重ねているチームは強くなります。しかし、ほとんどのチームでは、ドリルと実戦の間に大きな溝があります。練習でできることが、試合の場面ではできない。その溝を埋めないまま、練習量だけを増やしていく。

これが、ドリル練習の落とし穴です。


試合には、判断が伴う

ドリル練習と実戦の最大の違いは、判断が伴うかどうかです。

ドリルは、動きが決まっています。何をすべきかがあらかじめわかっている状態で、繰り返す練習です。體の動きを固めるには有効ですが、試合では通用しない場面が出てきます。

試合は、常に状況が変わります。相手の動き、点差、場面——その瞬間に判断し、體を動かす必要があります。その判断力は、ドリルだけでは育ちません。


実戦に活きる練習かどうかを問い続ける

指導者が常に問うべきことがあります。

「この練習は、試合のどの場面に活きるか。」

この問いを持たずに練習メニューを組み続けると、気づかないうちにドリルのための練習になっていきます。選手は一生懸命こなしている。でも、試合での手応えが出てこない。

実戦に活かせないドリルをいくら積み重ねても、試合で勝てるチームにはなりません。練習の設計そのものを見直す必要があります。


體の機能は、実戦の中で発動する

體・研究所の指導では、體の機能を実戦の中で引き出すことを大切にしています。

どれだけ正しい動きを練習で身につけても、試合の場面で発動できなければ意味がありません。実戦に近い状況の中で判断し、動く体験を積み重ねること——それが、練習と試合をつなぐ唯一の方法です。

ドリル練習の設計や、実戦への活かし方についてお悩みの方は、LINEからお気軽にご相談ください。


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