高校生の陸上の大会で、整体をしてきました。場所は競技場のメインテントです。
同じ「整体」でも、選手の状況で中身が変わる
メンテナンスに訪れる選手の状況は、ひとりひとり違います。競技を終えたばかりで、次のレースを控えている子。これからアップに入る子。レースが続いて、筋肉に疲労がたまっている子。レースの時間に合わせて、その子が今どの状況にいるのかを見極めて整体していくことは、とても難しい仕事でした。
レース直前の子には、體を緩めすぎないことを大切にしています。ここで緩めすぎると、本来の動きが出なくなります。基本はバランス調整をメインにして、競技に入れる體へ整えていきます。同じ手技でも、「いつ」「誰に」で意味が変わるということです。
足首がかたいと、體は代償で動く
多くの選手を見ていて、はっきりしたことがあります。足と足首が硬いと、その分を補うために、代償動作としてより多くの筋肉を使っています。本来は足首が担う動きを、別の場所が肩代わりしているのです。
力を使っているのに、體の機能どおりには動けていない。それでは疲れも溜まりやすくなってしまいます。
ハムストリングスと臀筋の張りが語ること
ある子はハムストリングスが張ってパンパンになっていました。女子は特に臀筋の張りが強く、背中を緊張させた姿勢が影響していると観ました。
普段どのようなトレーニングをしているのかまでは、今回は把握できませんでした。そのため、あくまで目の前の體の状態を見ての対応です。日頃の練習や體の使い方まで見えれば、さらに根本から整えていくことができます。
現場で整えるということ
大会の現場には、普段の指導とは違う難しさがあります。限られた時間の中で、その子の今を見極め、必要なものだけを整える。この見極めの精度は、現場に出るほど磨かれていきます。
體の張りや足首のかたさ、動きの噛み合わなさに心当たりがある方は、競技を問わず一度體をみせに来てください!
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