腰を骨折している、野球少年の事例です。
腰に痛みはありませんが、骨折そのものは治りきっていません。
こういう場合、痛みがないからといって普段通りの運動に戻しては危険です。體に負荷の少ない運動システムを、あらためて構築していく必要がありました。
體が動く順番を、脳に思い出させる
まず取り入れたのは、キャタピラトレーニングです。
これは、體が動く順番を脳に覚えさせていくメニューです。
神経が伝わっていなければ、體はスムーズに動くことができません。體幹に無理な負荷をかけず、地面と體の繋がりを確かめながら進められる、この状況に合ったトレーニングです。
地味な反復を、飽きさせない工夫
ただ、これだけだと小学生には地味で、すぐに飽きてしまいます。そこで、野球の動きをビートトレーニングとして取り入れました。ビートトレーニングとは、ひとつの動作を、ゆっくりと等速で動いていきます。これは、スムーズに競技へ復帰するための準備です。
このビートトレーニングの等速で動くことには、動きの質を決める、ある大事なポイントがあります。これは実際に體を動かしながらお伝えするものなので、氣になる方は、トレーニングでお待ちしています。
反復こそが、機能を取り戻す近道
ここで大切なのは、繰り返し丁寧に動くことです。地味に見えるこの反復が、実は一番確実な近道です。
腰の骨折という制約は、遠回りのように見えて、體の使い方そのものを見直す機会になります。焦って元の運動量に戻すのではなく、機能をひとつひとつ取り戻していくこと。それが、結果的に一番早い復帰への道です。
お子さんの怪我や體の状態に不安がある方は、競技を問わず一度ご相談ください。
